頻尿と胃下垂
頻尿の症状が起きる原因のひとつとして、胃下垂が挙げられることがあります。
胃下垂とは、胃の下部が正常な位置よりも下に垂れ下がってしまっている状態のことを指します。 ひどい場合は、骨盤付近にまで胃が垂れ下がってしまうこともあります。
そしてこの重度の胃下垂の症状である、胃が骨盤付近まで下垂してしまうことによって、膀胱が圧迫されて頻尿の症状が現れるのです。
胃下垂になりやすい人は、背が高い人や痩せ型の人と言われています。
これは、胃を支える筋肉が少なく、脂肪も少ないことから、なりやすいとされています。 その体型の人が、暴飲暴食や疲れなどの状態になると、胃下垂の症状が引き起こります。
また、不安感や緊張、ストレスなどからくる胃下垂の症状も多く見られています。 頻尿も胃下垂と同様に、緊張やストレスなどから症状となって出てくる場合があります。 このようなことから、頻尿と胃下垂に相互に関係していることがわかります。
胃下垂の治療について
胃下垂が関係している頻尿は、まずは胃下垂を治療することから始めましょう。 初期段階の胃下垂の治療は、適度な運動や生活習慣を規則正しく改めることが必要となります。
重度の場合は薬物療法や手術を行うこともありますが、しっかり治療をすれば完治する病気ですので、心配は要りません。
胃下垂の症状が和らいでいけば、頻尿の症状も徐々に改善していきます。
それでも、頻尿の症状が良くならない場合には、泌尿器科を受診してみてください。 また、泌尿器科でも頻尿という結果が出なかった場合は、心因的な頻尿の場合もあります。
特に緊張やストレスから胃下垂になり、それに伴って頻尿の症状が出てしまった場合などには、心療内科の受診をおすすめします。



